初めまして。原田製麺、代表取締役の原田一平と申します。
当社は、私の曽祖父、伊八が、板倉の米穀店「大黒屋」さんで丁稚奉公をした後、大正五年に、現在の地に開業した乾麺店が始まりです。
当時は、近隣のお百姓さんから小麦を借り受け、それを製粉し、乾麺に加工、お百姓さんから注文を受けたら配達し、加工賃を頂くという商売をしていたようです。
伊八は大層働き者で、麺のみならず、副業的に、まんじゅうや団子なども拵え、これを、当時盛んに行われていた利根川や谷田川(町のほぼ中央を流れる川)の治水工事現場で働く労働者に売り歩いたりして、お店の基礎を築いて行きました。
二代目の一蔵は、大変社交的な人物で、板倉町商工会の幹部として、雷電神社の大祭を町外に宣伝して廻ったりするなど、地域を活気づける仕事に尽力しました。
三代目仁志は、昭和四十年代以降、スーパーマーケットの台頭に合わせて、主要製造品目を乾麺から生麺ゆで麺に切り替え、工場を増築、販路も、板倉のみならず、館林・邑楽、茨木の古河、栃木の藤岡、埼玉の羽生・加須にまで広げました。
平成二十年に私、一平が後を継ぎました。
当社は地域を元気にしながら自らも成長していく「超地域密着型製麺会社」を目指します。
具体的には、創業時の原点に返り、地元のお百姓さんとの関わりを深めつつ、地元の小麦を使った商品作りをしたり、地元の農産物(例:板倉産のきゅうり)を使った麺の食べ方(きゅうりの冷汁うどん)を宣伝していくことなどです。
群馬県東部には、独自の優れた粉文化・麺文化があります。「おいしい麺を作ること」「おいしい麺の食べ方を紹介したり、提案したりすること」によって、その文化を継承・発展させていくこと、それが当社の使命だと思っています。
社名 | 有限会社 原田製麺 |
住所 | 〒374−0132 群馬県邑楽郡板倉町板倉1640 |
Tel | 0276-82-0063 |
Fax | 0276−82−0997 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
定休日 | 水曜日、日曜日 |